印刷豆知識

代表的な4種類の印刷方法


オフセット印刷(平版印刷)
オフセット印刷 オフセット印刷は、版胴(ハンコ)に付いたインキを一度ブランケット胴(ゴム版)に転写(オフ)し、転移したインキが紙に印刷(セット)される所から、オフセット印刷と呼ばれています。

ポイントは版に水と油の反発を利用して、インキの付く場所を決めている所です。版に湿し水をぬり、非画像部(親水性)に水が付いた状態にします。油性インキをぬると、画像部(親油性)に油性インキが付き、非画像部は油性インキをはじいて付きません。


凸版印刷(活版印刷)
凸版印刷 ハンコ型の鉛版に直接圧力を加えて、紙にインキを写します。印刷物の濃度も高く、力強い仕上がりになります。


凹版印刷(グラビア印刷)
凹版印刷 版(ハンコ)の絵柄になる部分がへこんでいます。凹部にインキを盛り、表面のインキをふき取った後、凹部に詰まったインキを紙に写します。インキの厚さで濃淡を表現するので、特にカラー写真の印刷物に向いています。


孔版印刷(スクリーン印刷)
孔版印刷 版材として、天然・化学繊維を含むシルクスクリーンを使います。絵柄部分が貫通したステンシル上にスクリーンを乗せ、上からインキを押し出して印刷します。紙・金属・フィルム・電子部品の配線など、幅広い印刷ができます。


オフセット印刷機における紙の最大サイズ

オフセット印刷機における紙の最大サイズ

当社のオフセット枚葉機で使われる紙のサイズは750×585?です。しかし、750×585?の全面に印刷する事は出来ません。

印刷機の構造上、クワエと呼ばれる、印刷機が紙を引っ張る為の上下の余白と、針先・針尻と言った左右の余白が必要になるからです。

又、通常は多面付けして印刷するので、仕上寸法に断ちしろを加えたサイズよりも大きな用紙が必要になります。

その為印刷原紙は規格サイズよりひと回り大きい、四六版や菊版が作られています。



印刷用紙の種類と見え方の違い

印刷用紙には表面に何も塗られていない原紙そのものの非塗工紙と、原紙に澱粉などが塗工された塗工紙があります。非塗工紙は上質紙が代表的で表面はザラザラしています。塗工紙はコート紙が代表的で表面がツルツルしています。

非塗工紙(原紙) 塗工紙(原紙+塗工層)

上質紙などの非塗工紙は、光りが分散され光沢が無いために文字が読みやすく書籍用紙等に多く使用されています。コート紙などの塗工紙は平滑度が高いため光りが反射されやすく、インキの発色も良いので、カラー印刷等の写真印刷物に適しています。またコート紙の表面にざらつきを持たせたマットコート紙は、落ち着きのある印刷物に仕上がります。

非塗工紙(原紙) 塗工紙(原紙+塗工層)